【2025年度版】バレーボールルール改正まとめ
2025年度から適用される新ルールについて、実際の試合に大きく影響する3つのポイントを中心に解説します。選手・指導者・保護者の皆さん必見の内容です。
1. サービングチームのポジションが自由に!

2025年度のルール改正により、サービングチームの選手はサービスヒットの瞬間、コート内のどこにいてもOKとなりました。
つまり、これまではローテーション通りの位置(前衛・後衛・左右の順)から移動しなければいけませんでしたが、今年度からは極端な話、サービングチーム側は後衛の選手が前衛の位置にいても反則にはなりません。
なぜこのルール変更が行われたのか?
この改正の大きな目的のひとつが、「スクリーンの反則を防ぐため」です。
従来、サーブ時にポジションを守りつつすぐに攻撃に入るため、ブロックの選手たちが中央に固まって立ち位置を工夫する場面が多く見られました。
ところがその結果、レシービング側(サーブを受ける側)から見ると、サーバーの姿が他の選手に隠れてしまい、サーバーが見えにくい=スクリーン行為とみなされるケースが増えていたのです。
そこで今回のルール改正では、「自由に立っていいから、スクリーンにはならないように気をつけてね」という意図が含まれています。
✅ 要注意!スクリーン反則は今後より厳しく取られるかも
ポジションが自由になった一方で、スクリーンに対する判定は今後、やや厳しくなる可能性があります。
ですので、「2.スクリーンの反則」もぜひあわせてチェックしてください!
2. スクリーンの反則が強化

2025年度のルール改正で「サービングチームのポジションが自由に」なったことにより、スクリーン行為への判定がより厳格になると予想されます。
従来よりも明確に反則と判断されやすくなったのが、以下の3つのパターンです。ポジション自由化により、相手の視界を妨げる行為=スクリーンが厳しくチェックされることが予想されます。
① 複数人でサーバーを隠すような隊形
以前はローテーションの制限により、サーブ直前に前衛・後衛が集まって立つこともあり、結果的にサーバーの姿が見えづらくなる状況が生まれていました。
しかし、現在は自由に位置を取れるルールになったため、中央にかたまって並ぶ必要がなくなっています。
➡ にもかかわらずサーバーを隠すような隊形を取ると、「意図的なスクリーン」と見なされ、反則を取られる可能性が高まります。
② 選手同士が密着する
こちらも従来は仕方ない部分がありましたが、ポジション自由化により、離れて立てる状況なのに密集している=不自然な遮蔽行為と判断されます。
➡ サービングチームは、適度な間隔を空けて立つことがルール上のマナーになっていくでしょう。
③ 手を頭より上に上げて妨げる
この行為に関しては、2025年度のルールで明確に「反則」と明記されています。
特に注意が必要なのは、ブロックを準備する選手がサーブの前から両手を頭上に上げている場合です。
「ブロックの準備をしていただけ」という主張では通らず、視界を妨げていればスクリーンとして即反則となる可能性があります。
➡ サーブの間は手を下ろしたり頭の後ろで組んだりして、手を上げるのはボールが打たれてから行うことが安全です。
3. リベロの交代(リプレイス)の明確化

2025年度から、リベロ交代に関するルールがより具体的に定められました。
交代の流れや動作について、これまで以上にスムーズさと正確さが求められます。
🔁 交代の基本ルール
リベロと交代する選手は、必ず以下のように動きます。
- 交代は「ラリー終了」から「サーブのホイッスルが鳴るまで」に完了すること
- 交代場所はリプレイスゾーン チームベンチ前のアタックライン〜エンドラインの間のサイドゾーンのことです
✅ 交代時の動作は「スムーズに」
新ルールでは、交代選手同士が…
- 手を挙げたり
- お互いに止まったり
といった特別な合図や動作は不要です。
⚠️ ポイントは「2人が同時にスッと入れ替わること」
この動きが自然であれば、試合の流れを妨げず、より円滑な進行が期待されます。
⚠️ 注意!遅れた交代は「遅延行為」として反則に
スムーズな交代が求められる一方で、交代の準備ができておらず、サーブのホイッスルが鳴ったあとになってしまった場合は「遅延行為」として警告の対象となる可能性があります。
特に試合後半や接戦時は、交代のタイミングに集中しておきましょう。
まとめ|2025年ルール改正のポイント
2025年度のバレーボールルール改正では、プレーの自由度が広がる一方で、細かい動きやルール遵守への意識がより求められるようになりました。
以下の表に、今回の主な変更点と注意点を整理しています。
| 項目 | 変更点 | 注意点・ポイント |
|---|---|---|
| サーブ時のポジション | サービングチームはどの位置でもOK | ローテ順にこだわらず、自由に配置してよい |
| スクリーン反則 | より厳しくチェックされるように | 密着・並び・手の高さに注意。視界妨害は反則になる |
| リベロ交代 | 動作・タイミングが明確化 | ラリー終了〜笛の前に完了、手を挙げずスムーズに交代 |
これらの変更は、試合展開・作戦・選手の動き方そのものに影響する非常に重要なルール改正です。
選手・指導者・審判・保護者の皆さん、それぞれが内容を正しく理解し、事前の準備や練習の中でしっかり対応していくことが求められます。
「自由になった分、反則になりやすくもなる」——
そんな新ルールの意図をしっかり読み取って、スマートなプレーを目指していきましょう!


