バレーボール 2022年度からのアウトオブポジション(ポジショナルフォルト)の変更について徹底解説!!

ルール

2022年度からアウトオブポジションの反則について変更がありました。

すでに半年以上経過しているので理解している人も多いと思いますが、改めて解説していきます!!

全国高体連バレーボール専門部から新しいルールについて出ていましたが、私はいまいち理解できなくて・・・

そんな人のため人解説をしていきます!!

2021年のルールで動いても全く反則ではないので問題ないのですが、

少しでもセッターがセットアップの位置を近づけたり、試合中に反則を取られたときにきちんと説明できるようにすることはとても大事ですのでしっかり理解していきましょう。

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今までのルール

簡単に今までのルールについて話しておきます。

アウトオブポジションは

ローテーションの中でサーブ(1本目)が打たれるまでに隣や前・後ろの選手を超えてポジショニングしてはいけないというルールです!

下記図で説明しますと、

6番であれば、3番より前に位置することが反則、1番と5番を超えてコートの外側に位置することが反則になります。

もっと詳しく説明すると・・・

下図左図のように前衛の3番の前側にある足先のラインより6番の両足が出てなければアウトオブポジションにはなりませんでした。

下記右図のように少しでもつま先が出ていれば反則でした。

2022年度からのルール

2022年度からは上で説明した反則に大きな変更があります。

ポジションの反則(R7.4.3)
前後・左右の関係で、両足が完全に入れ替わった状態が反則となる。

ということは,上記右図が反則ではなくなるということです。

どこまで反則ではなくなるのかというと・・・

上図のように3番の爪先のラインが6番の後ろ側の足の踵に被っていれば反則ではないのです。

また,隣の関係ついても,上図では2番と3番が完全に入れ替わっているように思いますが,2番の右足のラインと,3番の左足のラインが被っているので反則ではなくなります。

上図のように完全に両足が前後の選手や隣の選手のラインを越えてしまうと反則になります。

このルール変更で注意点があります。

上図で2番は3番の右側ギリギリまで移動することが可能です。

さらに4番は3番の右側ギリギリまで移動することが可能です。

そのような状況になると下図のように2番と4番が完全に入れ替わってしまうことが出てくるのです。

ただ,この場合は2番と4番の関係性も必要になってきますので,

2番の右側のラインと4番の左側のラインを越えて行かないようにしておかなければいけません。

上図のような形であれば問題なしです。

ルール変更後の利点は?

セッターやアタッカーなど,早くセットアップしたり,助走位置に行く事ができます。

また,サーブレシーブが苦手な選手を移動させて,サーブレシーブが上手な選手を広くポジショニングさせる事が可能になります。

各ローテーションでのスタート位置を考えることによって,試合中の動き出しをスムーズに進める事ができます。

ルール変更時のデメリット

審判や副審判をするときに,注意が必要になります。

今までの感覚で審判をしていると完全に入れ替わっているように見えてしまうことがあります。

ローテーションの順番をしっかり確認しながら,試合を進める必要があります。

まとめ

ローテーションルールをしっかり把握すれば,今までより1mほどスタート位置を変える事ができます。これは大きな変更ですので,しっかりルール変更の利点を活用できるようにしましょう!

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