バレーボール 決定率を上げるスパイク練習 ブロックアウトのやり方や練習方法について解説!!

練習・技術・知識

最近は男子日本代表の選手は、石川祐希選手や高橋藍選手のように非常に器用な選手が増えてきています。

ブロックのないところに強いスパイクを打つだけではなく、ブロックアウトをしたり、打てないときに相手のブロックに緩いボールを当ててもう一度攻撃を組み立てたりスパイクを打つふりをしてトスを上げたりなど、非常に見ていて面白いですね。昔のブラジルの試合を見ているみたいです笑

さて、今回はブロックアウトを取るやり方や練習方法について解説しています。ブロックアウトの技術が身につくとスパイクの幅が増えてスパイクの決定率が上がるのでぜひ覚えてほしいと思います。

現在の日本男子の選手のように上手にスパイクを決められる選手を目指しましょう。

ブロックアウトのやり方と練習方法

ブリックアウトのやり方

サイドアウト

サイドアウトとは、スパイク攻撃で一番決まる方法で、サイドライン外側へのブロックアウトを取る攻撃です。                     ↓図

この攻撃は、相手レシーバーがブロックアウトになったボールを取ることが難しくほとんど決定率が高いスパイクとなります。意図的にサイドライン外側へのブロックアウトができるようになるとスパイク決定率がとても上がりますし、ブロックが2枚3枚と来た時にもスパイクを決めれるようになります。

サイドへのブロックアウトのとり方は、相手のブロックの手や腕の横側を狙います。ボールが当てる位置はボールの4分の1をしっかり当てることができるとブロックアウトを取ることができます。

サイドのブロックアウトを狙うときはブロックの手全体が見れなくてもサイドライン側の手腕の縦ラインが見ることができれば、しっかり決めることができます

コート奥へのブロックアウト

コート奥へワンタッチを取ってブロックアウトする技術は、サイドアウトよりも技術的に難しいことです。それは、パワーがないとコート奥までボールを飛ばせずレシーブされる。失敗すると失点につながる可能性がある。また、審判がワンタッチを見逃すことがあるというデメリットがあります。しかし、この技術はサイドアウトが取れない場合に必要な技術になります。

コート奥へのブロックアウトを取る方法は、指先を狙ってスパイクを打ち込みます。第一関節に当てるつもりで打ちましょう。ボールの下が少しだけ指先に当たるようにスパイクを打ちましょう。サイドへのブロックアウトよりコントロールが繊細になります。ボールを手に当てる位置が少し下がるだけで奥までボールをはじくことができませんし、上に打ってしまえばアウトになってしまします。

ブロックアウトの練習方法

ブロック板を使った練習

私がおすすめするブロックアウトの練習方法は、ブロック板を使うスパイク練習です。

ブロック板のサイドの角に当てるときれいにボールが外に飛んでいきますし、上の角にしっかり打つことでボールを奥に飛ばすことができます。特にコート奥へのブロックアウトの練習は、ブロック板はとても有効です。それは、打つ角度や当てる部分が悪いと奥にボールが飛んでいかないからです。ブロック板を使うとブロックを見てしっかりブロックアウトを取る練習につながります。

ブロックアウトが全然できていないときやブロック見てスパイクを打っていない場合にすごく有効な練習になります!

私がおすすめするブロック板はモルテンのスパブロです。

ブロックアウトの練習だけでなく様々な練習もすることができます!!気になる方は下をご覧ください!

ネットの高さを下げた練習

ネットの高さを下げてブロックをついてスパイク練習をすることで、空中での余裕ができるためブロックを見てスパイクを打つことができます。ブロックアウトの練習であれば、ネットを下げての練習はとてもいい練習になります。

まとめ

ブロックアウトを身につけて、スパイクの決定率を上げて試合で活躍できる選手を目指してくださいね!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました